こんにちは、ゆうまる(@yuumaru_blog)です。
サステナブルファッションの意味、知っていますか?
僕は名前だけは知っていたんですけど、詳しい内容はよく知りませんでした。
なぜ今回そんな話をし出したかというと、最近山崎怜奈(乃木坂46)のラジオ山崎怜奈の誰かに話したかったことを聞いている時に、ダレハナmeet環境省という企画でサステナブルファッションについての放送を聞きました。
もともと僕はかれこれ小学生の頃から、環境問題については興味があるタイプ。
放送を聞いてから興味を持って調べてみると、どうやらファッション業界にはいろいろと問題があるらしい。
じゃあその問題って何?個人で出来ることは?と気になったので、今回調べて考えてみました。
サステナブルファッションとは ファッション業界の現状
サステナブルファッションとは
サステナブル(Sustainable)とは「持続可能な」という意味を持っています。
- ではサステナブルファッションとは
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衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みのことを言います。
コチラの環境省ホームページで詳しく書かれています。
環境省にこんなしっかりとしたホームページがあるなんて知りませんでした。
要するに近年のファッション業界の在り方を見直し、企業・消費者一人一人が取り組めるアクションを起こしてファッションと地球環境の未来をより良いものにしていこう、という取り組みのことのようです。
ファッション業界が抱える問題
ファッション業界は『世界で2番目に環境汚染を引き起こしている業界』と言われるほど、その環境負荷の高さが今問題視されています。
ファッション業界が抱える問題は
- 生産時における高い環境負荷
- 大量の衣服廃棄
- 海外工場の人権問題
どれも驚く内容ばかりでしたが、特に衝撃を受けたのはファストファッションが環境に与える問題について。
- ファストファッションとは
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流行を採り入れつつ低価格に抑えた衣料品を、大量生産し、短いサイクルで販売するブランドやその業態のこと。
ファストファッションの問題については、コチラの二つのYouTube動画が分かり易かったです。
一つは有名な中田敦彦のYouTube大学の動画ですね。
服を安く作るために海外で大量生産して、売れ残った分は捨てる
トレンドの移り変わりも激しく、質の低い服を買い換え続ける
食品ロス問題は以前からよく聞いていましたが、衣類も大量に捨てられているという現状、中でも服を安く作るために売れなかった新品の服を捨てている事実が衝撃的でした。
自分たちが出来ることを考えてみる
サステナブルファッションについて調べていく中で、自分もファッションに対する意識を変えたい・出来ることは行動したいと思うようになりました。
サステナブルファッションの取り組みはいろいろあります。
古着を購入することも、リペアして服を長く着ることも。
環境に配慮した素材で作った服を選ぶことも、取り組みの一つになります。
その中で自分にとって現実的な、これなら出来そうという行動を考えてみました。
- 長く使える良い品質の服を買う
- 着なくなった服は販売か回収へ
- サステナブルファッションについて情報を発信する
長く使える良い品質の服を選ぶ
僕はもともと服を頻繁に買うタイプでは無いですが、『安い服を買い、数年でダメになって買い替える』ということはよくありました。
あまり服に執着がない分、『服にお金をかけるのはもったいない』と考えてしまいがち。
いつしかファストファッションを選んで、数年でダメになったら買い替えるというのが当たり前になっていました。
これからはサステナブルファッションを意識して、少し良い服を長く着るようにしようと思いました。
その方が結果支払う金額も変わらず、愛着を持ってより服を大切にすると思います。
古着は販売するか回収へ
これは最近僕もやっているのですが、意外と服ってメルカリ等で簡単に売れるんですよね。
着なくなった服がお金になると嬉しいものです。
長く使える良い服を買えば、もし着なくなっても売ることが出来るので、そういう面でも良い服を選ぶメリットはありますよね。
もし古着として売れないような服でも、古着を回収してくれる業者やブランドがあります。
例えばH&MやZARAでは、ブランドを問わず回収してくれて、リサイクル事業に使われます。
ただ捨てるのではなく、回収してもらいリサイクルしてもらった方が気分が良いですよね。
サステナブルファッションを発信する
サステナブルファッションとは何か、その重要性を発信していくこともサステナブルファッションの取り組みの一つと言えると思います。
それが今回、僕がブログでサステナブルファッションについて取り上げようと思った理由です。
サステナブルファッションについて理解し、行動する人がどんどん増えれば、少しずつファッション業界の問題は変わっていくはずです。
今後ファッション業界はどう変わっていくか
環境問題を解決するためにも、個人が出来ることは無駄に服を買わないことだ、服を長く大切に着よう、古着を買おう。
その行動が大切だとは思いましたが、僕が一つ心配に思ったのがファッション業界の衰退です。
サステナブルファッションが広まれば、現在主流となっているファストファッションが衰退していく可能性が大いにあります。
ファストファッションの在り方は変わるかもしれませんが、先程の中田敦彦のYouTube大学の動画にあるようにファストファッションから中級ファッションへの移行が始まって行くのかもしれないなと感じました。
これからはリサイクル原料の服や、国内生産の服などがメインになってくるかもしれません。
国内生産の産業が発達したり、中級ファッションブランドが成長するなど、今までとは形を変えて経済が発展する可能性もありますよね。
時代が変わるまでは業界全体が落ち込む時期もあるかもしれませんが、その先の環境にも、経済的にもよい未来が来ることを願っています。
【まとめ】一人一人の意識で世界は変わるはず
大量の衣服破棄・海外工場の人権問題などは、個人個人の取り組みのというよりはファッション業界そのものの問題で、個人が与える影響は少ないことかもしれません。
ですが国を挙げてファッション業界の問題を指摘することで、実際大手企業も環境に配慮した取り組みを始めるなど、確実にファッション業界全体が変わりつつあると思います。
今回サステナブルファッションについて学び、これからの服に対する考え方が大きく変わりました。
長く使える良い製品を大切に使う、服の原材料にも目を向けてみる。
自分が出来ることを取り組んで、サステナブルファッションを広めていきたいと思います。
今回紹介した中田敦彦のYouTube大学の動画の中で出てきた『大量廃棄社会〜アパレルとコンビニの不都合な真実〜』はぜひ読んでみたいと思います。