ハウスメーカーにお断りの連絡をしたいんだけど、断るのって気まずくてどう連絡したらいいか分からない…
ハウスメーカーを複数検討していく中で「ハウスメーカーにお断りの連絡をする」という行為は必ず発生してしまいます。
ですがハウスメーカーの営業の方にお断りの連絡をするのって、ちょっと辛いですよね。
1〜2回案内や説明をしてもらってから断るのでさえ申し訳ないのに、複数回いろいろ時間をかけて打ち合わせをしてくださった方だと、断るのがすごく辛くなってしまいます。
「ハウスメーカーにどうやって連絡をしようか、なんて言えばいいのか」分からなくなりますよね。
僕は実際に3社のハウスメーカーに行って検討し、2社はお断りの連絡をさせていただきました。
そしてその2社をメール・電話とそれぞれ違う方法でお断りをしましたが、1番心苦しく無く断れたのはメールでの連絡でした。
まあそれでもちょっと悲しい気持ちにはなりましたけどね…
- これからハウスメーカーにお断りの連絡をしたいけど、気まずくてどうやって連絡したらいいか分からない
- 一度お断りの連絡をしたことはあるけど、もっと断りやすい方法はないのかな
- これからハウスメーカー選びを始めるために、断り方を学んでおきたい
このような方に向けて、僕が実際にハウスメーカーにお断りの連絡をした際に感じたことを踏まえて『なるべく気まずくならないような断り方』を紹介します。
考えすぎずキッパリと断る勇気を!
まず前提として、断るのは申し訳ないことではありますが、あまり考えすぎないようにしましょう。
住宅メーカー・工務店は国内に約3万5,000社も存在するそうです。
展示場も沢山あり、家づくりは他社と比較検討して決めることがほとんどだと思うので、必然的に断られることは絶対あります。
まあそうは分かっていても気まずいものなんですけどね
ハウスメーカーは仕事をする中で、断られることはよくあることかも知れませんが、もちろん嬉しいことではないですからね。
性格的に慣れない人や、新人さんとかもショックを受けるかも
…といろいろ考えてしまうかもしれません。
ですが僕が契約した営業の方も言っていましたが、「キッパリ断る」方が相手のためになるそうでした。
「まだ検討してもらえるチャンスがあるかも」と思わせてその手間をかけさせてしまうよりも、次のお客さんに集中出来て良いそうなので、むしろ相手のためと思ってキッパリと断るのが良いですね。
後悔のない家づくりをする為には、ハウスメーカーを検討して断るタイミングも必ず来る!
相手のためにも誠意を持ってキッパリ断ろう!
ハウスメーカーのお断りはメールがおすすめ
やってみて分かった電話連絡のデメリット
僕はハウスメーカーのお断りの連絡をメール・電話のパターンを経験しましたが、僕は電話だとデメリットが多いように感じました。
- メールよりも心苦しい
- どこが悪かったのか、他のメーカーの何が良かった等いろいろ聞かれる
- もう少し提案させてください等、断り辛くなる場合も
1番言えるのはただただ電話するが気まずかったです。
簡単ですがこんな感じでした
すいません、B社に決めることになりまして…
えー、と、、
A社の何がいけなかったんでしょうか
いやー、〇〇や〇〇がちょっと金額とかを考えるとうちには合わないかなーと…
そうですか、、それでしたらこういうのもありますが…
いやー、すいません
でももうB社にしようかなーと考えてまして…
ちなみにB社は何が良かったんでしょうか?
その後も質問やA社がダメな理由を聞かれたり…
などなど「うちの何がいけなかったのか、でしたらこういうのもありますがダメでしょうか?」といろいろ聞かれ、僕もきっぱり「じゃあそういうことで」と打ち切れる性格でも無く、ただずるずると「すいませんが…」としか言えず。。
気づけば15分も電話していました。
営業の方もおっとりとした雰囲気の方で、お互い悲しい空気を発しているのを感じました(笑)
いやー、あれは気まずいし辛い時間でした
ただ営業の方が優しい方だったので、それは良かったかなと思いますね。
電話越しに露骨に「ここまで時間かけてやったのに」みたいな雰囲気を出されたり、嫌味な雰囲気を出されるとこちらも嫌な気持ちになってしまいますからね。
そんな営業の方も今時いないかも知れないけどね
でも営業担当の方の中には「この人ちょっと苦手だな」って言う人も正直いると思います。
そう言った方にまた電話で連絡するのも、ちょっと嫌ですよね。
「キッパリ断るのが苦手」という方は絶対に電話では無くメールでの連絡をオススメします。
メールなら自分のペースで連絡できる
メールでの連絡でも大切なことは今までの感謝を交えて丁寧にお断りをすること。
いくらメールで気楽に出来るからと言って、「もうB社で決めました。それでは。」だけでは相手にも失礼です。
お互い嫌な気持ちにならないよう、丁寧な文章でお断りをするようにしましょう。
メール例文
〇〇様
お世話になっております。
先日は打ち合わせありがとうございました。
その後我が家でしっかりと検討した結果、B社で契約することに決めました。
これまで丁寧なご提案をいただき、〇〇様には大変感謝しておりますが、A社での契約は見送らせていただくこととなりました。
丁寧にご対応いただき、本当にありがとうございました。
このように相手にしっかりと感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
ですがこのメールを送っても、営業の方は「どこがいけなかったのか」というような返信をしてくると思います。
その際は本当に何が決め手で断ろうと思ったのかをしっかりと伝えるようにしましょう。
- B社が持っている土地でどうしても建てたい
- B社の工法に魅力を感じた(鉄骨or木造など)
- B社の性能に惹かれた
など「他社ではないといけなかった」理由の方が、相手も諦めがつきやすいと思います。
「金額面でA社は厳しくて」とだけ伝えると
値引きならもう少し頑張るので…
今ご紹介しているものより安くなる商品もありますので、次回打ち合わせでご紹介させてください!
など「金額だけならまだチャンスがある!」と相手に思わせてしまうので、しっかりとした理由を考えておきましょう。
お断りの連絡はメールが1番オススメ!
これまでの感謝の気持ちを伝えつつキッパリとお断りしよう!
【注意!】やめた方がいい断り方
ここまでハウスメーカーのお断りの連絡はメールがオススメということをご紹介しましたが、この断り方はやめておいた方が良い断り方もあります。
断る際に極力、相手を不快にさせたりトラブルを起こさないよう、やめた方が良い断り方を紹介します。
打ち合わせの日に断る
打ち合わせ日、営業の方は契約をしてもらう為にいろんな提案資料を用意してくれています。
せっかく頑張って大事な時間を割いて準備をしてくれているのに、打ち合わせ日にお断りされたら「せっかく今日のために準備したのに!」という気持ちになってしまいますよね。
ましてや開始すぐにお断りをされた場合は、トラブルにもなりかねません。
打ち合わせ日というのは、打ち合わせをする日であってお断りをする日ではありません。
相手に不快な思いをさせたり、トラブルを避けるためにも打ち合わせの日に直接お断りをするのはやめておきましょう。
もちろん同時に複数社検討していく中で、例えばA社打ち合わせ日直前に「もうB社にしようかなー」と自分達の中でほとんど決定してしまう場合もあると思います。
あまり打ち合わせ日直前に断るのも、相手に対して失礼になる場合もあるので『A社で何か参考になるものはあるか、A社をみてやっぱりB社で建てよう!と決意させてくれるものがあるか』など家づくりの参考にするべく打ち合わせに行くくらいの気持ちで望むのも良いと思います。
その時に
次回の打ち合わせ日はいつにしますか?
と聞かれた場合には、「まだ勤務が出てなくて…」と日付を決めないようにしましょう。
あらかじめA社だけでなくB社・C社と検討していることを伝えている場合は「これを一旦持ち帰って他社と比較するので一度持ち帰って考えさせてください」と説明するのも良いと思います。
打ち合わせの日は打ち合わせをする日であってお断りをする日ではない!
営業からのメールや電話を無視する
これはもう説明する必要もなく、相手に対して失礼なことですよね。
何度も電話をかけてもらったり、メールを送ってくれる手間をかけさせてしまうのは失礼ですし自分も良い気持ちはしません。
それにハウスメーカーに初めて行った時に、住所を伝える場合がほとんどだと思います。
「ご連絡がつかないので」ともし家に来られた場合はもっと気まずいことになってしまいます。
相手のためにも、断る時はキッパリと断るようにしましょう。
【まとめ】ハウスメーカーのお断りはメールがオススメ!
気まずくて辛いハウスメーカーのお断りの方法について紹介しました。
営業の方に直接お断りの連絡をするのが苦手な方は、メールでの連絡がオススメです。
それでも「申し訳ない…」という気持ちはどうしても出てくるかと思いますが、1番大切なのはマイホームを後悔することなく満足して建てることです。
そのためにも、ハウスメーカーお断りはどうしても発生してしまうこと。
相手のためにも、誠意を持ってキッパリ断る勇気をもちましょう!